子宮内膜ポリープは子宮内膜の細胞が増殖して子宮の内腔に突出します。不正性器出血を主訴とすることもありますが、無症状で健診などで偶然に見つけられることもあります。

1. 経過観察

   子宮内膜ポリープは良性のことが多いので、症状がない場合には、経過観察が選択されることもあります。

2. ホルモン療法

   女性ホルモンを投与して出血とともに排出されることを期待して行うものです。

3. 子宮内膜掻把術

   静脈麻酔を行い子宮内膜をかき出し、ポリープの摘出を行います。日帰りの処置で簡便ですが、一部遺残することや内膜がダメージを受けることがあります。

4. 子宮鏡手術

   子宮鏡を用いて、ポリープを切除します。入院の上全身麻酔が必要です。