出産費用について

出産費用について

出産育児一時金制度・直接支払制度

当院では、「出産育児一時金の直接支払制度」をご利用いただくことが可能です。
妊婦の方がご加入されている医療保険者に、当院が妊婦の方に代わって出産育児一時金を請求いたします。
退院時に出産費用が50万円を超えた場合は、不足額を窓口でお支払いいただきます。
この仕組みを利用なさらず、従来通り一時金を医療保険者からご自身で受け取りたい場合には、お申し出下さい。
その場合、予定日4週間前に分娩予約金として、初産婦:46万円/経産婦:45万円を前納いただき、退院時にご精算させていただきます。

出産料金

自然分娩

初産婦
(7日間の場合)
経産婦
(6日間の場合)

465,000円~

447,000円~

予定帝王切開

9日間入院の場合

537,000円~

  • 平日の診療時間帯(9:00~17:00)にご出産された場合の料金です。
  • 分娩(介助)料、入院料、産科医療補償制度、各種指導管理料、分娩にかかる一般的な検査・処置・投薬等及び出産証明書1通を含みます。
  • 上記金額は基本的な処置をした場合の金額となります。概算料金となりますので、入院日数・病室(個室・総室)などにより金額が異なります。
  • 一般疾病にかかる検査・治療は健康保険を適用し、負担率に応じた自己負担が発生します。
  • 個室使用料や分娩・治療状況に伴い新生児管理保育料や新生児の聴力検査、拡大マススクリーニング等の費用は別途負担が必要となります。
  • お支払いは現金の他、クレジットカードがご利用いただけます。

産科医療補償制度について

平成21年1月1日より「産科医療補償制度」が発足するにあたり、医療法人 恵生会 恵生会病院もこの制度に加入いたしました。この制度は分娩に関連して発症した重度脳性まひの赤ちゃんが、速やかに補償を受けられること、また原因分析等を実施することで産科医療の質の向上を目指し、安心して産科医療を受けられる環境の整備を目指した制度です。国の強力な指導の下に行われる事業です。

対象

  • 「出生体重2000g以上かつ妊娠33週以上」、または(2)「妊娠28週以上で所定の要件に該当した場合」で出生した赤ちゃんに、身体障害者等級1級または2級相当の重度脳性まひが発症した場合が補償の対象となります。
  • のケースは個別審査で検討となっており、詳細は「日本医療機能評価機構」にお問い合わせ下さい。

内容

分娩に関連して発症した重度の脳性まひの赤ちゃんに対して、看護・介護のために、一時金600万円と分割金2400万円、総額3000万円が補償金として支払われます。分割金は20年間に分けて支払われます。

掛金

掛金は、1分娩につき1万2千円です。当院で分娩をされる方は全員加入となります。掛金は当院がお預かりし一括して日本医療機能評価機構へ支払います。この掛け金は出産育児一時金(50万円)の中に含まれていますので、患者様の実質的な負担の増加はありません。
またこの制度は病院単位で加入を行う制度です。この制度の加入にご理解をいただけない方は、当院での分娩はお受けできかねます。ご了承ください。

  • この制度は妊婦のみなさまが安心して産科医療を受けられるように、分娩機関単位で加入する制度です。妊婦のみなさまの個人加入ではありません。
  • この制度に加入している分娩機関でお産すると、万一のときに補償の対象となります。分娩機関がこの制度に加入しているか必ずご確認ください。
  • 加入している分娩機関では、妊婦の皆さまに、この制度の対象者となることを示す「登録証」を交付します。必要事項の記載などについてご協力をお願い申し上げます。
  • 交付された「登録証」は、母子健康手帳に挟み込むなどして、大切に保管してください。
  • この制度に関しての疑問点などは保険契約者となる「日本医療機能評価機構(TEL:03-5800-2231)にお問い合わせください。